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(2015年7月より不定期掲載)
日本と韓国の裏側で暗躍する秘密情報機関JBI…
そこに所属する、二人のダメ局員ヨタ話。
★コードネーム 《 サイゴウ 》 …仕事にうんざりの中堅。そろそろ、引退か?
☆コードネーム 《 サカモト 》 … まだ、ちょっとだけフレッシュな人だが、最近バテ気味

韓国映画の箱

(星取り評について)
(★★★★ … よくも悪くも価値ある作品)
(★★★ … とりあえずお薦め)
(★★ … 劇場で観てもまあ、いいか)
(★ … DVDレンタル他、TVで十分)
(+1/2★ … ちょっとオマケ)
(-★ … 論外)
(★?…採点不可能)

『弟子、玉漢欽』(2014)★ [韓国映画]

原題
제자, 옥한흠
(2014)
(韓国一般公開 2014年10月30日)

日本語訳題名
『弟子、玉漢欽』

オク2.jpg

(STORYというか概要)

韓国を代表する巨大キリスト教組織「サラン教会(사랑의교회)」の元老牧師であり、その勃興期から布教に尽力した玉漢欽(옥한흠)。

彼は宗教人の教育者としても長年活躍し、韓国キリスト教世俗化を強く批判、牽制して来た人物でもあった。

没後(2010年9月2日死去)を経て描く、その人生と功績の記録。

サイゴウ
「いやー、これは久しぶりに頭抱えちゃった作品だ。マジで【観なきゃよかった】と思ったくらい」

サカモト
「そんなに酷い作品だったのですか?」

サイゴウ
「いや、出来そのものは想定内、よくある宗教啓蒙&個人崇拝なんだけど、韓国の教会事情が分からないと全く理解できない映画なんだよ。第一、題名の【玉漢欽】がどういう人なのか全然知らなかった」

サカモト
「でも、韓国の宗教界、特にプロテスタント関係者の中では大物の元老牧師らしいですよ」

サイゴウ
「そうなんだよな。著作は日本語に訳されて出版されているし、人物についてもちゃんと日本語のサイトで紹介されている。実際、オレが観に行った時は、この人を慕っていると思われる信者の人たちばかりで、映画でその功績が讃えられるたびに、涙を流していた」

サカモト
「私もWIKIで調べて見ましたが、日本語版は概論で留まっているのに対して、韓国版は詳しく記載してありますし、検索すると候補も沢山ヒットします」

サイゴウ
「結局、この作品を理解するには、【韓国式キリスト教】をよく知らないとダメ、ってこと。玉漢欽が高く評価されている理由の一つとして、その人柄と著作と後輩育成にあるらしいんだけど、予めそれを読み、その業績を調べ、なおかつ光復節後の【韓国内教会事情】を知らないと、なぜ、こういう映画が作られたのか、その意図を掴むのは多分無理だろう。でも、【韓国内教会事情】っていうのが、実は日本人にとって難物で、単なる利権を巡る内紛にしか見えなかったりする」

サカモト
「韓国ではなくても、宗教組織内部の対立と分裂は、部外者には何がなんだか分かりませんからね」

サイゴウ
「劇中、説教しているシーンが沢山出てくるけど、これもさっぱり。まあ、日本で日本語の説教を聞いても、聖書に日頃から親しんでいないと何を言いたいのか、分からないのは同じだけどね。ただ、この映画を観た後に、韓国系キリスト教世俗化、利権組織化、巨大権力化の問題をドギツく揶揄して追求したドキュメンタリー映画『쿼바디스(QUO VADIS)』を観て、ちょっとだけ、何が韓国で問題なのか、分かったけどな。玉漢欽という人は、韓国系キリスト教界のトップにいながら、【教会の世俗化】を露骨に強く非難していた人物なんだよね」

サカモト
「映画の冒頭、彼の説教というか、演説音声が延々と流されますが、まるで政治家のプロパガンダ演説みたいでした」

サイゴウ
「そう。劇中出てくる玉漢欽という人は宗教人というよりも、どこかの政党のカリスマ代表そのもの。凄みがあって、色々な人から今も慕われているのが何となくわかる気がした」

サカモト
「同じ韓国のキリスト教関係者を代表する、ローマ・カトリック枢機卿だった金寿煥と対照的なキャラクターかもしれません」

サイゴウ
「でも、二人が対照的に見えても、強力な個性の持ち主であることは共通しているんじゃないかな?だから、【日本みたいに没個性を美徳とする社会では強力なリーダーは生まれにくいんだろうな】なんて考えてしまった」

サカモト
「強力なリーダーという存在も、両刃の剣、毒と薬の表裏一体だとは思いますけどね。逆に、韓国では何事もカリスマや英雄を求める気風がありますから、それ故、こういった強い宗教的指導者が出現するのかもしれませんね」

サイゴウ
「この作品もまた、基本的に信者や研究者じゃないと、いつもの【韓国式特定宗教啓蒙映画】に過ぎないとは思うけど、それって、一般の日本人にとっては最もツボにハマりにくい要素でもあるから、反面教師的に日本と韓国の差異を感じさせる作品だったとは思うよ」

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